BASS LOVE: DJエラグルの低音メモリィ

酒と低音の日々~Nights Of Shots & Bass : Grime,Dubstep,Bassline House & All Kinda Bass Sounds

PROFILE

DJ ERAGURU

Writer:DJ ERAGURU
淡路島在住。
週末は殆ど大阪在住となる低音専攻のDJ/オーガナイザー。主にFUNKY、BASSLINE HOUSE、DUBSTEP、GRIME、UK GARAGE、2STEP、BROKEN BEATS、BREAKS、D&Bなど、黒くて下半身に訴えかける低音ダンスを得意とする。関西CLUBシーンの黒系BREAKS番長。クラブで見かけたら気軽に声かけて下さい。酒おごります。笑
あ、休眠中ですがdrumnbass.orgと2step:REWINDS!!!とDIRECTもやってます。

ERAGURU'S DJ MIXES

"Bassline House promo mix"
(Bassline HouseのShort Mix)

DJ Schedules

関西を中心に活動中です。たまに名古屋や浜松、東京でPLAYしてます。ブッキングは右下のメールフォームからどうぞ。

2010.11.27.sat
ラガチャンネルvol.25@sound-channel,大阪

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Bass Love Best Disc Guide 2011とボーナス・トラック

Breakageが久々にDigital Soundboyからリリース。
しかもフリーダウンロード!

このタイミングを逃したら、もう出すタイミングなくなっちゃうな!

ということで2年と9ヶ月越しのお蔵出しをやります。

その前に、件のBreakageのフリーEPはこちらから↓

BREAKAGE-THE-PROMISE400.jpg

で、なんのお蔵出しかというと、
遡る事3年程前、Breakageの傑作アルバム『Foundation』の日本盤がリリースされたタイミングで、そこに諸般の事情で日本語のライナーノーツが封入されたいなかった事に、なんと勿体ない!と声をあげた低音愛好家aka低音数寄者の面々が、発売元と交渉してオンラインライナーノーツを制作する許可を頂き、進めていたライナーノーツ企画。

対談形式でD&BサイドとUKアーバンサイドを収録して、デザインも出来、ほぼ7割がた完成していたにも関わらず、いろいろな事情で未発表のままお蔵入りしていたもの、それをこの久々のBreakageのEP発表のタイミングで供養しようということなんです。w

実はこのお蔵出し、今年の年初のBass Love Best Disc Guide 2011のボーナストラックとして、やる予定で実はサーバーにも既にアップしていたのですが、またしても諸般の事情でお蔵入りしていた幻の中の幻の企画なのです。って大げさですね。

もう3年近くも前の対談なので、既に時代が大分移動してしまった感もあり、気恥ずかしい感もなくはないですが、本質的な部分は変わっていないと思います。

この対談をまとめる段階で編集者のAGOくんが「もう少し言い足りない部分があるんだよね」と言っていたのですが、確かに最後の方がちょっと尻切れとんぼな感じもしますね。

実際には、この対談はここには書かれてない事でかなり辛口な部分が大量にあったり、ものすごい脱線をしたりの4時間の対談で、これは僕の手元に録音が今もあるのですが、そこにもしかしたら、最後を埋めるピースが隠されているのかもしれませんね。ただ長過ぎて、探し出すのは至難の業ですが。w

という訳で、Breakage『Foundation』のオンラインライナーのUKアーバンサイドお蔵出しはこちらで。

http://www.drumnbass.org/bl2011/bonus.html

ところで、よくよく考えてみたら本体のBass Love Disc Guide 2011って、実はTwitterやFacebookで拡散しただけで、本体のBass Love ブログでは紹介してなかったということに、今更気がついたという。(^_^;)

という訳で、大変間抜けな話ですが、
アーカイブとしてBass Love Best Disc Guide 2011へのリンクも再度ここに記しておきます。

もしまだお読みじゃない方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみて下さい。凄いです。ホントに!

bl2011-1.jpg

まえがき

Bass Loveベストディスクガイド、去年思うところあってこのブログで開催したベスト企画ですが、大変好評をいただき、自分でも改めてこういうアーカイヴものの重要性を再認識した次第です。そんな訳で年明けお年賀に便乗してお忙しい皆様に原稿を依頼させて頂き、多くの方にベストを寄せて頂きました。去年にも増してすごい熱量と分量になり編集した僕自身もまだ十分に読み込めてない状態です。手前味噌ながら物凄い濃度です。是非、ゆっくり時間をかけて読み込んでみてください。そしてこれらのリストはエバーグリーンなディスクガイドになってますので、何度でもリファレンスしてあなたのベースライフを充実させていただければ、企画編者としてこれに勝る喜びはありません。
最後に年始のお忙しい中、ご協力頂いた執筆者の皆様には改めてお礼申し上げます。また個人的な事情で公開が大変遅れ皆様にご心配をおかけしましたことも併せてお詫び申し上げます。これに懲りず来年もよろしくお願い致します。

コンセプトの説明

Bass Loveベストの今年のコンセプトは、ずばり「ベースミュージックを血肉化した猛者の方々の目を通した2011年のベストミュージック」です。去年は「ベースミュージックのベスト」とシンプルにコンセプトを設けましたが、今年は一歩進んで(と勝手に思っているだけですが)、「ずばりのベースミュージック」だけではなく、一見ベースミュージックじゃないけれども、確実にこれはベースミュージック/サウンドシステムカルチャーを経過した耳に心に響く音楽だと思うものも積極的に選んで頂ければと思います。もちろんずばりベースミュージックだけのベストでもOKです。リリース年は問いません。思いっきり古くてもそこに何らかの2011年ならではの現代性をあなたが見出したのならOKです。

特別付録

今年のBass Love ベストディスクガイドには付録が2つあります。

その1 音楽ジャーナリスト若杉実さんによる特別寄稿。題して <DJ EZ来日(2011年12月16日@表参道VELOURS)目前でのキャンセルに涙した、日本全国のUKG~ベース系偏執狂に捧ぐ>。日本髄一のUK Garage猛者の若杉氏による世界初DJ EZのベストミックスポイントをベスト10形式で超濃厚に解説!DJ EZが如何に凄いのかの秘密が遂に明かされる?!必読です。他でこんなテーマの文章は絶対に読めないです。w

その2 トラックメイカーBRISA氏による未発表DEMO期間限定フリーダウンロード。
名古屋を拠点に世界で活躍するBRISA氏のベース魂が炸裂した未発表DEMO(といっても超現場仕様で使えます)をBass Loveベスト初参戦記念に2週間限定先着100DLでフリー公開!(既にダウンロードは終了しています)

Bass Love Best Disc Guide 2011はこちらから

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Theme:DJ/CLUB
Genre:音楽

comments(5)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2012-11-02_00:00|page top

Gentleman’s Dub Club - Dubstep/Grime世代のThe Specials 【雑談3】

gdc1.jpg

エラ:今日は僕等がこっそり前から応援しているUKリーズのスカ・ダブバンドGentleman’s Dub Club(以下GDC)とその周辺のRanking Recordsとリーズ人脈について雑談します。


Gentleman's Dub Club - Emergency


Gentleman's Dub Club - Fly away

グル:これまた日本未紹介の穴場物件。見た目はスカパラっぽいというか、UKだからザ・スペシャルズ?で、やってる音楽がスカやダブやルーツレゲエってことでまんまやんって話もあるけど、でもGDCはがっつりDubstep/Grimeなんかと関係あるBass Loveらしいチョイスなんだよね。w そういえばスペシャルズのジェリー・ダマーズは最近Dubstepもチェックしてるらしいね。

エラ:そう、いわばGDCはDubstep/Grime世代のザ・スペシャルズだね。そのゆえんは後で話すとしてまずは簡単な紹介を。GDCは2006年イギリスのリーズで結成された9人組のスカ・ダブバンド。結成のきっかけは自宅の地下室にサウンドシステムを持ってるメンバーがいて、そこに集まってセッションして遊んだり、その地下室で開かれるホームパーティで演奏したりしているうちに自然に出来上がっていったらしい。

グル:今までRoots ManuvaやThe Streets、The Wailers、Finlay Quaye、Beardyman、Zion Trainなどのサポートをしたり、グラストンバリーをはじめ各地のフェスに参加、でここが重要なんだけどあの世界最大のダブステップフェス、クロアチアのOutlook Festivalに初回の2008年から2011年まで連続で出演し続けてるんだよね。

outlook2008.jpg

エラ:そう。そこ重要!ただのスカ・レゲエバンドじゃないよって。Outlookといえば、一応名目は「欧州最大のベースミュージックとサウンドシステムカルチャーの祭典」って謳っているけど、出演者の比率やプレスを読めば分かるんだけど基本、Dubstepフェスなんだよね。で、今の所のリリースはEPが1枚、シングルが2枚のみのスカ・レゲエ・ダブバンドがなんでダブステップ最大のフェスに4年も連続で出続けているのか?ようやく2011年の今年は1stアルバムをRanking Recordsからリリース予定とはいえ、2008年の時点ではシングルすら出てなかったんだから不思議だよね。

グル:そうその謎を解明するのが、彼等が拠点とするRanking Records!そもそも僕等がGDCを知ったのもRanking Recordsからなんだよね。

エラ:うん。Ranking Recordsは僕等が個人的に注目しているDubstep/D&BのアーティストRuckspinが拠点にしているレーベル。他にはPlanas aka Landlord、Quark、Evergreen、Quantum SoulなんかがリリースしているDubstepレーベル。で、そこに突如、このスカ・ダブバンドがリリースってことで、何?ってなったんだよね。


Ruckspin - Jibber

グル:Ranking Recordsは日本だと2009年にRSDとEvergreen & Landlordのスプリットシングルがちょこっと売れて知られる様になった感じかな。これに入ってるE & Lの曲はモロルーツレゲエなんだけど、RSDのトラックと合わさってこれはそれほど違和感なかったんだけど。GDCの2009年に出た5曲入りのファーストEPなんて、完全にバンドでスカ・レゲエ・ダブだから。

エラ:で、よくよく調べてみたら、そのRanking Recordsを2006年に立ち上げて運営しているのが先にも挙げたPlanasことToby “Landlord” DaviesとEvergreen(Harry Devenish)で、実はこの2人がメンバーとして参加しているのがGDCなんだよね!Tobbyはベースとトランペット、Harryはサウンドボーイとして。

toby-300x451.jpgharry-300x451.jpg
Planas(左)とEvergreen(右)

グル:つまりダブステップのモノホントラックメイカーが演奏するバンドなんだよね!で、ここでようやくOutlookフェスに全出場の理由が判明する訳だね。加えてOutlookにはPlanasやRuskspinもDJとして参加してたりというものありで。

エラ:そうまさに!Dubstep/Grime世代の感覚が生の演奏に至極当たり前の様に溶け込んでいる。そこがこのバンドの面白い所なんだよね。ニュージーランドのFat Freddy’s Dropなんかにも近い新世代のスカ・ダブバンド。GDCの方がより飲んだくれてバカ騒ぎしているイギリス伝統のフーリガンテイストが感じられるけども。w このOutlookとか地元リーズでのライブ見るとホントかっこいいよね~。

Gentleman's Dub Club Live at Outlook 2008

Gentleman's Dub Club "Chronicles" live in Leeds Oct 2010

グル:そういえばDubstepと生演奏ってことでいうとRuckspinのサブプロジェクトSubmotion Orchestraも熱いよね。こちらはGDCと違ってエレガントでクール。確かこちらは7人組でだよね。

submotion2.jpg

エラ:Submotion OrchestraはGiles Petersonも絶賛という折り紙付きの1stアルバムがもうじきリリースされるよね(5/28発売)。4Heroの再来を思わせるディープで美しすぎるサウンドとRuckspinの生み出す独特のタメの効いた突っかかる様なビート感が最高。

submotion1.jpg
(画像をクリックでアルバムのプレビューが聴けます)

グル:アルバム先行シングルのAll Yoursにはこれまたリーズ在住のJack Sparrowのrmxと、GDCのキーボードを担当するEddie ThomasのユニットSeeMore Productionsがリミックスをやってるんだよね。このRanking Rec.周辺のリーズ人脈は今かなり面白いよね。

エラ:Submotion OrchestraのドラマーのTOMMY EVANSが、GDCのドラマーもやってたり、ホントここら辺周辺は全部繋がってるよね。

グル:GDCに話を戻すと今年の2月にBBCのMista Jamの番組企画で去年Slang Like Thisのヒットで一躍Grimeをイギリスのお茶の間(ってそんなものあるのか?w)レベルにまで広めたP Moneyとのスタジオセッションがめちゃくちゃ格好良かったよね。

pmoney_450x300.jpg

Gentleman's Dub Club vs P Money - Tough At The Top

Gentleman's Dub Club vs P Money - Ho Riddim

Gentleman's Dub Club vs P Money - Slang Like This

エラ:そうなんだよね~。ダブステップのトラックメイカーがベースとサウンドボーイやってるダブバンドにグライムラッパーが絡むって面白すぎる企画で、まるでThe Specialsが生演奏でダブステップやって、そこにグライムラッパーが絡らんだかの様なライブでホントに格好良かった。

グル:この前のEd Sheeran君にしても、例えばこの前来日してたSilkieなんかにしてもみんなだいたい20代だよね。で彼等が10代の頃にファウンデーションとして耳にしていた音楽がUK Garageだったり、そこから発展してきたDubstepやGrimeだったりする世代が、今どんどん最前線に登場して来てる。Jungle/D&B世代じゃなくて、まさにUKGチルドレン。

エラ:だから彼等にとって、Grimeラッパーやダブステップアーティストとの共演は自然で、その辺りが例えばUKGをほぼスルーしちゃった日本の音楽メディアやクラブシーンには、なるほど!と分かりづらい部分だったりもするかもしれないね。

グル:そうそう。例えば雑誌なんかでの紹介の仕方とかも、UKG以前のJungle/D&BまでのUKベースの文脈で語っちゃってたりして、もちろんベースヒストリー的にはUKGの先祖なんだから大ハズレって事にはならないんだけど、彼等が直接的に影響を受けたUKGについての部分が欠如してるから、どっか的外れな感じになっちゃってるんだよね。

エラ:なんか今日は辛口だね~。w てな訳で、今日のまとめとしてはGentleman's Dub Clubをはじめ、Ranking Records周辺のRuckspinおよびSubmotion Orchestraなんかのリーズ人脈に大注目ってことでよろしいでしょうか?w

グル:はい。よろしいです。w 参考になりそうなmixのリンクとかを以下に付けとくんで、聴いて貰ったら僕等が面白がってる感じが掴めると思います。特にRuckspinの2009年のdubstep mixと2011年のD&B mixは必聴!


【本日の雑談、参考リンク】

Ruckspin - Ranikng Studio Mix 2009
RuckspinのRanking Records 2009年Studio dubstep mix。Ranking Rec.のDeepな世界観が最高。

Ruckspin D&B Mix January 2011
Ruckspinの2011年、D&B mix。こちらもDeepな世界観。

Planas Outlook Mix
Ranking Rec.のボスPlanasのOutlookフェス用DJ Mix

Gentleman's Dub Club HP
Ranking Records HP
Submotion Orchestra HP

Theme:DJ/CLUB
Genre:音楽

comments(2)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2011-05-02_15:15|page top

Ed Sheeran - No.5 Collaborations Project 【雑談2】

ed1.jpg

エラ:今日は日本ではほとんど誰も紹介していないイギリスで期待の新人Ed Sheeran君について、雑談したいと思います。

グル:そうなんだよね。イギリスでは今かなり話題になっているのに、調べた限りだと日本語で彼について書かれたものは今の所全然無い。実は1つだけ発見したんだけど、それはバイヤーでもライターでも音楽マニアでもDJでもなんでもない、イギリス留学経験のある普通の女の子のブログで、友達に教えて貰ってすごくイイ~ってのだけ。w 本来一番敏感じゃなきゃって音楽業界の人達は、実はあんまり海外の情報に興味がないのかなとちょっと悲しくなる。

エラ:そんな話はさておき、Ed Sheeranって誰?って人の為にまずは簡単な紹介を。Ed Sheeran、1991年生まれ、イングランド東部のサフォーク出身の20歳。15歳の時に自主制作でOrange Room EPでデビュー、これまでにアルバム2枚、EP4枚、ライブアルバム1枚をリリース。その全てをセルフレーベルからリリース。2008年からはロンドンに移住して活動開始、2011年Atlantic Recordsとメジャー契約を結んで、2011年夏にメジャー初のアルバム「+」をリリース予定。

グル:僕等がEdの事を知ったきっかけをまず話そう。

エラ:そうだね。少し前にtwitterのTL上で元So Solid CrewのLisa Mafiaが、UK GarageのベテランMC Champagne BubbleeのツイートをRTしてて、気になって観てみたら彼が今やっているChampagne Bubblee TVっていうyoutubeチャンネルの最新のコンテンツにEdのこの映像がアップされてたんだよね。

Ed Sheeran - Wake Me Up

グル:で、これ観てちょっと驚いちゃったんだよね。小沢健二みたいなアコギを抱えた赤毛のミック・ハックネル似の男の子が、ちょっとスイートなアコースティックポップを駐車場で演奏してる映像。今までのChampagne Bubbleeのイメージって、バリバリのガラージのMCで、関わってきた音楽はもろにUKアーバンのど真ん中、それこそジャングル/D&B、UK Garage、Grime、Dubstep、Funkyと真っ黒さ全開な訳で、実際彼のyoutubeチャンネルのコンテンツも他は、そういうものばかり。

http://www.youtube.com/user/BubbleeTV
(余談だけどここにあるSidewinder Recordsでのインストアライブが最高。DJ PrincipalがDJしてMC Rumpus唄う生Neighbourhoodが聴ける)

エラ:その中に突如として、アップされたフォーキーなこれ。訳分かんないよね。それでいつもの様に分からないことは、風に訊けじゃなくて、Googleさんに訊けってことで。

グル:で、調べてみたらEd君、今年の1月にWileyはじめJME、Sway、Devlin、Ghettsなど蒼々たる今をときめくGrime MC達とコラボアルバムをリリースしていることが発覚。しかもこれ自主レーベルからのリリースで、もちろん大々的な広告など全く無しにもかかわらずiTunes UKのチャートで1位を獲っちゃってるという。それがこのアルバム。

418.jpg

No 5 Collaborations Project

1. Lately + Devlin
2. You + Wiley
3. Family + P.Money
4. Radio + JME
5. Little Lady + Mikill Pane
6. Drown Me Out + Ghetts
7. Nightmares + Random Impulse + Sway + Wretch 32
8. Goodbye To You + Dot Rotten

エラ:それでバブリーが何で彼のTVにEdを呼んだかが納得できたんだよね。で、調べていくと面白い事実が出て来るわ出てくるわで。

グル:そもそもサフォーク出身の田舎の木訥な少年フォークシンガーが、どうしてここまで注目を集めるに至ったかという話がまず面白い。

エラ:2007年までサフォークのFlamlinghamって街でアルバム2枚、EP1枚を地味にリリースして来た彼はFacebookやtwitterを使って地道にファンを増やしていくんだけど、2008年17歳の時、ロンドンに移り住んでからもほぼ毎日いろんなところでライブをして、2009年には312回もライブをしたって言うんだ。それはJames Morrisonがインタビューで年に200回ライブをすると言うのを読んで、ならば僕はその記録を破ってやろうと決意してそれを実行するんだよね。それこそお金が無くなって宿を追い出されて、友達や知り合いの家のソファーを寝床に渡り歩きながら。

グル:そうやって徐々にファンを増やしながら、2009年には彼の代表曲であるYou Need Meを含むEPを、Just Jackのツアーに同行する直前にリリース。この辺までは一部の知る人ぞ知るという存在だったEdが一躍注目を集めるきっかけになったのが、このSB.TVの映像。

Ed Sheeran - You Need Me, I Dont Need You (Acoustic)

エラ:これホントにかっこいいよね~。このパフォーマンスを観たRapper/SingerのExampleが彼のツアーにEdを誘ったっていうのも納得。で、そこでこのコラボアルバムでも共演をしたDevlinにも知り合って、この辺りから、彼が10代の頃から憧れだったGrime MC達と繋がりができて、それが今回のアルバムの実現に繋がってる。

グル:もういっこのこの映像もおもしろくて、Exampleのツアーの楽屋でDevlinとEdがフリースタイルバトルをするんだけど、Devlinは普通にラップで、Edはギターで演奏しながら唄でフリースタイルを、延々掛け合いでやるんだ。

Ed Sheeran & Devlin going bar for bar

エラ:これ面白いよね~。僕等がEdを面白いなって思う所は、小さい頃からギターを持ってフォークやソウルやロックを唄ってた男の子が同時代的にガラージやグライム・ダブステップを聴いて育って、それが自然と音楽の中に溶け込んでる所なんだよね。彼の唄の途中でグライムラップの様に出て来る早口の部分って、遡ればフォークシンガーにも同様のスタイルはあったから、グライムとかの背景を知らなければ、そっちを連想しちゃう所なんだけど、実際はグライムの影響なんだってのがこのアルバムが示してるよね。あとこれもかっこいい。

SB.TV - Devlin x Ed Sheeran

グル:これなんてもうほとんど普通にラップのフリースタイル。このアルバムのコンセプトって実は5年前15歳の頃に思いついたんだって。SB TVのムービーで注目を集めるまでは、白人ばっかりの田舎育ちの少年にロンドンのゲットーのスーパースター達との連絡なんてとりようもなかったけど、あのムービーが多くの注目を集めて状況が一変したって。

エラ:あと凄い著名人も彼のパフォーマンスにやられてて、例えば2010年の4月に単身殆ど予定もなくLAにギター持って、いろんなコンテスト的なところに道場破りしにいくんだけど、Jamie Foxxが自分のショーに出たEdをえらく気に入っちゃって、滞在中はずっとJamieの家に泊めて貰ってたりとか、あのアカデミー俳優のジェイミー・フォックスの家にだよ。あとこのアルバムをどっかで入手して聴いたあのエルトン・ジョンが突然、Edの携帯に直電をかけてきて絶賛したりとか。サッカーのイングランドチームのキャプテンRio Ferdinandも好きだとか。

グル:まあそんな著名人絶賛話はBass Love的にはどうでもいいことなんだけど。w アコースティックギターとGrimeといえば、僕等がまず思い出すのはPlan Bだよね。2010年に出したラップ無しのソウルアルバムが売れまくっちゃって、Grimeのイメージが霞んじゃった感じもあるけど、本人はあくまでGrime/Hip Hopが自分のホームグランドだって話してて、実際既に出来上がってる新アルバムはまたラップアルバムらしいんだけど、レーベルがんなもん売れないからダメって拒否されて、今個人レーベルからリリースを計画してるらしいよ。

エラ:Plan Bといえばエルトン・ジョンとも共演しているよね。そういう意味ではエルトンがEdの事を絶賛しているのも、意外な事じゃない感じがするよね。

グル:そういわれればそうだね。Plan BとEdの比較で言えば、Plan Bは1stではしっかりラップやってて、そこにメロディックな要素が入ってるって感じであくまでもGrime/Hip Hopスタンスだったけど、Edは基本的にフォーク/ロック/ソウル的な唄中心でそれ程Grime/Hip Hop的な要素は全面に出てきてない。でも確実にその中にアーバンな音楽要素が含まれてる。そこが新しいし、面白いというか。

エラ:youtubeでの映像の衝撃度に比べると、このコラボアルバムの音はサウンド面では割と普通でまだまだこれからって感じもするけど、これだけの才能。夏にリリース予定のメジャー初のアルバムは期待して待ちたい所。

グル:とにかくこれ読んで興味を持ったら、youtubeでたくさんアップされてるEdのパフォーマンスをチェックしてみて欲しいね。あと下にリンク貼った公式サイトでAtlanticから出る予定のメジャー初アルバムの収録予定曲が入った3曲入りのフリーEPがダウンロードできるから、それも是非!

Ed Sheeran公式HP
http://www.edsheeran.com/


(2011.4.30追記)
2011.6.12に発売のメジャー初リリースは人気曲"A-TEAM"!リミキサーはShy FX、True Tiger、Koan Soundと正に分かってる布陣!

彼の従兄弟のJETHRO SHEERANは、実はRapperで、更に親戚にはLaura Sheeranというアーティストもいるという音楽ファミリーだったと判明。

ALONESTAR "RAISE 'EM UP" feat. ED SHEERAN by ALONESTAR via #soundcloud http://t.co/Y6UMYBl

Theme:ブラックミュージック
Genre:音楽

comments(4)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2011-04-21_23:29|page top

Rob Smith aka RSD inside da DSZ

3371.jpg

2010.11.18に下北沢のdiscshop ZEROでのRSD aka Rob SmithインストアDJの模様がustされました。今ならまだアーカイヴが残されているので、見逃した方は明晩金曜日19日静岡からスタートするRSDの2010ツアーに備えてチェックしましょう。

http://www.ustream.tv/recorded/10930135

尚、アーカイヴはいつまで残ってるのかは不明なのでお早めに!

公開終了したみたいです。


RSD in JAPAN Nov.2010

■11月19日(金)EchoLow @RAJISHAN(静岡)
http://twitter.com/xxxRajishanxxx/status/28760264085

■11月20日(土)DRUM&BASS SESSIONS @UNIT(東京)
http://www.unit-tokyo.com/schedule/2010/11/20/101120_dbs.php

■11月22日(月・祝前日)ZETTAI-MU @club NOON(大阪)
http://www.zettai-mu.net/news/1011/1122_RSD/1122.html

■11月26日(金)WONDERLAND @JB’S(名古屋)
http://www.signal-jp.com/blog/takafumi-ito/2010/11/wonderlandfeat-rsd-aka-rob-smith-1945-aka-kuranaka/

■11月27日(土)DUB SPECIALIST @Club Be Green(沖縄)
http://www.ppp-okinawa.com/cn8/event1127.html

Theme:DJ/CLUB
Genre:音楽

comments(0)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2010-11-19_02:08|page top

Dexplicit - Digikinesis (Digital Kinesis)

cover.jpg

夏に発売予定だったDexplicitの初アルバム"Digital Kinesis"が、漸く限定で発売されました。

限定というのはCDはRhythm Divisionのみ、デジタルデータはAmazon UKとBoomkatの3カ所でしか今の所、販売していないので。

日本ではBoomkatからデータが入手可能ですので、気になった方はそちらからどうぞ。

ちなみにRhythm DivisionはUKG全盛期にアナログをよく買っていたレコ屋さんなのですが、いつのまには日本へのデリバリーをやめた様で、今回久々にオーダーしようとしたら駄目でした。

BoomkatのDigikinesisリンク
http://www.boomkat.com/item.cfm?id=237269

Dexplicit "Digikinesis" Track List
1: Digikinesis
2: The Alien
3: The Torch ft. Scatta
4: Brown Sugar ft. Wizzy Wow
5: Me Nuh Run From Dem ft. Stush
6: Teenagers ft. Sweets
7: Played With My Mind ft. Nadia Rae & Black The Ripper
8: Judas
9: You Ain't Got No Swagger ft. Black The Ripper
10: Bump Back Remix ft. Niyi
11: Karma ft. Chyna
12: Follow Me ft. Sweets
13: Priorities ft. Random Impulse
14: I Am Legendary

Theme:DJ/CLUB
Genre:音楽

comments(1)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2009-11-12_01:18|page top

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