BASS LOVE: DJエラグルの低音メモリィ

酒と低音の日々~Nights Of Shots & Bass : Grime,Dubstep,Bassline House & All Kinda Bass Sounds

PROFILE

DJ ERAGURU

Writer:DJ ERAGURU
淡路島在住。
週末は殆ど大阪在住となる低音専攻のDJ/オーガナイザー。主にFUNKY、BASSLINE HOUSE、DUBSTEP、GRIME、UK GARAGE、2STEP、BROKEN BEATS、BREAKS、D&Bなど、黒くて下半身に訴えかける低音ダンスを得意とする。関西CLUBシーンの黒系BREAKS番長。クラブで見かけたら気軽に声かけて下さい。酒おごります。笑
あ、休眠中ですがdrumnbass.orgと2step:REWINDS!!!とDIRECTもやってます。

ERAGURU'S DJ MIXES

"Bassline House promo mix"
(Bassline HouseのShort Mix)

DJ Schedules

関西を中心に活動中です。たまに名古屋や浜松、東京でPLAYしてます。ブッキングは右下のメールフォームからどうぞ。

2010.11.27.sat
ラガチャンネルvol.25@sound-channel,大阪

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DJ EZ



UK GarageシーンのみならずUKクラブシーンでもトップクラスの人気を誇るDJ EZ。
この映像は既にmixiとかでも紹介済み。
でも、良く考えてみたらこっちでは紹介してなかったので、改めて。

ところで最近はTape Pack(というかCD Packか今は)にも、あまり登場しなくなって、最近のこの映像みたいなPlayを音源として聴くことができないDJ EZですが、彼のKiss100での番組はネットで聴くことが出来ます。といってもKiss100のネット放送はちょっと前からUK以外の国からのアクセスが出来ない様になっていますので、彼のHPにUPされているアーカイヴからしか聴けません。

Kiss100は、他にもLogan SamaのGrimeとかDynamite MCのUK Hip HopショーとかCrazy DのDubstepとかSindenやJoe Ransomも番組を持ってて、今最高のラインナップなので、直接聴けないのは非常に残念。

DJ EZ ホームページ
http://www.djez.com/
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Theme:クラブミュージック
Genre:音楽

comments(5)|trackback(0)|UK GARAGE/2STEP|2006-10-31_03:45|page top

BASSLINE DJs

GoogleでBassline Houseと検索すると、日本語のページのみ表示で、このブログがトップに来ます。日本語のページの縛りをなくしても20番目に。Googleブログ検索に至っては、縛り無しでいきなりトップです。いかにこの音楽が語られていないかが分かりますね。笑

ここではメモ的にBassline Houseの代表的なDJを紹介しておきます。
順番はかなりランダム。

DJ Q
DJ EJ
DJ Veteran
Jamie Duggan
Nev Wright
Martin Leverton
BIg Ang
D-Tox
DJ Stu-E
Shaun Banger Scott
Jon Buccieri
DJ Hall-ey
Dirty D
Joe Hunt
Naughty Nick
Jamie Ferguson
Chris Bailey
Chris Hogg
Mikey Spice
FB & Zibba

【LONDON】
Agent X
Wideboys
Delinquent
Riplash & Sus
Dexplict
comments(0)|trackback(0)|BASSLINE HOUSE|2006-10-30_00:33|page top

XLNTZ IN DUB

xlntzindub_blog.jpg

今週土曜日、約1年ぶりに名古屋でDJします。UKガラージ時代から、俺にとって常に日本中で一番共感できる音を鳴らし続けている孤高の重低音パーティピープルXLNTZクルーが、名古屋の老舗箱MAGOで、遂にGRIME/DUBSTEPをft.したパーティをボムします。そんなパーティにゲストで呼ばれるなんてホントに光栄。最近ハマってるBassline Houseを軸にしつつ、先日のポストでも書いたように、GRIME/DUBSTEP/2STEPを一つに融合させた2006年のアーバン低音の見本市DJを、最高のサウンドシステムでご披露致します。笑

お近くの方は、是非土曜の夜は新栄のMAGOに遊びに来てみて下さい。

XLNTZ IN DUB
2006.11.04 SAT @ CLUB MAGO
[MASSIVE DRUM&BASS, DUBSTEP, GRIME, GARAGE...AND ALL HEAVY B-LINE SOUND]

ROOM1>
B-LINE CLASH

GUESTS:
MC Cardz ( ROGUE AGENT, TOKYO )
ERAGURU + TH-Candy ( GRAIME KAFE, OSAKA )

DJs : KAZUAKI SUZUKI, AGO, ASAYO
MCs : AGO, YUKAKO, GOSHIP

ROOM2>
DJs : MAHIRO, YAP, UCHIDA, HOMARE, TAR-GHETTO

START 22:00
ADV: 2000YEN / W 1DRINK
DOOR: 2500YEN / W 1DRINK

最重量パーティーXLNTZ、今回は東京よりMC CARDZ、関西よりERAGURU + MC TH-CANDYを迎える。 日本語によるDRUM&BASS MCスタイルを確立し、東京シーンにアイデンティティを与えた、誰もが認めるトップMC CARDZ。古くから関西DRUM&BASSシーンとGARAGEシーンとの架け橋となり、現在関西初のGRIMEDUBSTEPのパーティー 「GRIME KAFE」をオーガナイズするDJ ERAGURU。そしてDRUM&BASS MCからGRIMEでの新しい日本語MCの可能性を見せるフィメールMC TH-Candy。このXLNTZと志を同じくする三名を迎え、今回DUBSTEP/GRIMEサイドをフィチャー、DRUM&BASSもRAGGA/DANCEHALLスタイルと、XLNTZの核となるベースラインとドラムブレイクの世界へ引きずり込む。

::::

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Theme:おすすめ音楽♪
Genre:音楽

comments(0)|trackback(0)|DJ PLAY|2006-10-29_23:43|page top

BASSLINE HOUSEの参考資料

bassline_city.jpg

BASSLINE HOUSEについて、iDJ Magazineの2004年に書かれた記事を発見したので拙訳で紹介します。2年以上前の記事だし、現状とは若干ズレがあるかもしれませんが、BASSLINE HOUSEの原点を探る上で興味深い部分も多いのでポストします。

これを読んで、そうか。と気が付いたことがあって、それについては次回の記事にて。
まずはちょっと長いですが、こちらをどうぞ。

***************************************************

(international DJ Magazine 2004年4月号掲載)
オリジナル記事
http://www.i-dj.co.uk/features/featurespage.php?ID=48

"イングランド北部、そしてミッドランズで、今何かがうごめいている。IDJは、Bassline Houseと呼ばれる現象を調査した。"

オーケー、Speed Garageの歴史については、皆知っているよね?USガラージとジャングルのベースライン、そしてTechnics(のターンテーブルのピッチコントローラー)の+6設定の奇怪な愛のトライアングルによる馬鹿げた申し子。それは90年代中頃にロンドンに出現し、1997-98の短い期間、英国のラジオとクラブを支配したサウンド。(そのサウンドはTodd EdwardsやMKといったUSアーティストの影響を強く受けていたけれど)その後2ステップが、UKガラージシーンを津波のように飲み込んで、Speed Garageは消えてしまった。そうだよね?

実はこれは間違い。ガラージシーンを良く知ってるものなら誰でも分かってることだけど、4x4のサウンドは完全に死に絶えた訳じゃなかったんだよね。EZやDBXといったDJ達は、常にこのサウンドのトップだったし、ロンドンじゃあ、今UKクラブシーン屈指の人気を誇るオールドスクールナイトがあって、4x4は大きなリバイバルを迎えている。まあ、でもこのリバイバルのことは気にしないで置こう。で、ついでにロンドンのことも忘れよう。

実は、バーミンガムやシェフィールドが特にそうなんだけど、あとリーズやブラッドフォード、ハダースフィールドの一部では、4x4サウンドは最初から消滅などしてなかったんだ。そして今、新世代のプロデューサーやDJ達がここから登場しつつある。彼等はただ昔のTuff Jamリミックスをプレイすることに飽き足らず、最新型のスピードガラージを、新世代のクラバー達に向けて制作している。

これは単なるリバイバルじゃないんだ。これらのスピードガラージのビートとベースラインは、伝統的なニュージャージーハウスに最初使われ、そして90年代中盤のバンドバッグの大きな特徴となった大きなオルガンフレーズとミックスされ、それが異種交配によって新種を生み出してるんだ。そしてこれこそが"Bassline House"と呼ばれるサウンドなんだ。

[ 鋼の街の最高権威者達 ]
この新しいムーブメントの先頭に立つのがシェフィールドのReflective Recordsだ。このレーベルは2002年にマーティン・レヴァートンによって設立された。彼はNorthern Music DistributionとReflex record shopのオーナーだ。「(レーベルを始めたのは)単にこの街ではスピードガラージがビッグだったから。ただ段々、映画の『恋はデジャヴー』みたく、毎晩クラブで同じ曲を何度も何度も聴いてるのに飽きちゃって、誰かが新しい曲を出さなきゃ行けないってことが分かってきたってのもある。」共犯者のデビッド・ベイカーが2003年の夏にチームに加わり、Reflective、Heavy Records、Rhythm Traxx、そしてReflex Recordsといった関連レーベルからのリリースを合わせれば、今やそのカタログは41枚にも上る。

このレーベルの最初期のリリースは、地元のJon BuccieriやBig Angだった。それ以来、彼等2人はレーベルにおいて最も多産なプロデューサーであり続けている。このペアは、Bassline Houseという名の下にバラエティに富んだ完璧な小宇宙を提供し続けている。Buccieriのトラックは、ダークで脅迫的。彼にそのスタイルを尋ねた時、彼は「ハード・ヘビーベースライン!これは最新型のスピードガラージなんだ。今シーンは本当にヘルシーだね。何故ならこのサウンドにはコマーシャルな側面と同時にアンダーグランドな側面も兼ね備えてるからね。」

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Theme:おすすめ音楽♪
Genre:音楽

comments(0)|trackback(1)|BASSLINE HOUSE|2006-10-24_01:00|page top

BASSLINE HOUSE

CS218439-01A.jpg CS230394-01A.jpg

今日は前回の続きというか、UK Garageから派生し、GRIME/DUBSTEPとは別の道を歩んでいるBASSLINE HOUSEについて紹介してみたいと思います。

ことの起こりはどの辺かは定かではないのですが、音的には2001年ぐらいのDNDやAGENT Xが作り始めたベースが主旋律を歌いまくる4x4 Garage、更に遡れば2step/UK Garageの源泉、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのTim DeluxeのDouble99 "RIP Groove"やArmand Van Helden等のSpeed Garage。この辺のサウンドをよりハード&タイトにアップデートしたニュアンスがBassline House。

前回の記事にも書いた通り、2001年頃を境に現場での銃撃事件とか殺傷事件などをきっかけにメディアに攻撃され、徐々にUK Garageのシーンがスローダウンする中で、よりコアなスタイルへと進化したのがGRIMEでありDUBSTEPだったのですが、これは黒い低音、跳ねるビートというキーワードの下にありとあらゆるアーバンビーツを吸収してきたUK Garageのハードでシリアスな側面が分化し発生したもので、2step/UK Garageが持っていた艶やかさやハッピーなダンスミュージックといった側面は、その過程でそぎ落とされてしまった。

GrimeはMCがメインのサウンドで、踊る音楽というよりは血気盛んなストリートキッズ達が我先にマイクを奪い合う参加型のカルチャ。21世紀のUK HIP HOP。Dubstepは、世界的にも日本的にももはやGarageというよりは、最新型のアーバンダブビーツとして、踊るというよりハマる音楽。

かつてのUK Garageのファン達は、それら踊れない音楽への反動として、大御所のGarage DJ達をメインキャストに、4x4 Garageや2Stepのクラシックスばっかりをプレイするパーティへと流れ、それなりに活況を呈していることから、ニューチューンもリリースされるようになり、FUNKY HOUSEのムーブメントと微妙にクロスオーバーしつつ現在に至る。

そして今回紹介するBassline Houseは、それら3つのUK Garageの生き別れた兄弟達を横目に、最も正統的な2Step/UK Garageの継承者としてシーンに静かに登場した。(ちょっと大袈裟)

そもそもどのようにしてこの流れが生まれたのかは不明だが、Grimeのトラックメイカー達の中にはGarage時代から活躍するクリエイターも多い所為か、いわゆるGRIME的なハーフビートのHip Hop的トラックをメインに据える12"の裏面にこっそり「黒くて知能指数が低そうな4つ打ち」が何故か必ずと言っていいほど収録されている。Rossi B & LucaやDJ EZのmixを聴けば分かるが、GRIMEだけだと踊れないmixも上手くこのBassline Houseを混ぜつつ時折、Dubstepを入れてみたり、展開をつけてやることでGrime/Dubstepでも充分にダンスフロアをロックすることができるのだ。

そうBassline HouseはGrimeをDubstepをダンスフロアに呼び戻す絶妙な仲介役を果たしてくれるのだ。生き別れになった兄弟達が再び一つのフロアで再会できるキーがこのBassline Houseと云っても良い。ここまでくれば2stepだって家に帰ってきた家出兄弟達を歓迎しない訳には行かないだろう。笑

その証拠に時代の流れに最も敏感なSUNSHIPの最新トラックはもちろんBASSLINE HOUSEだ。

その流れを牽引してきたとも言えるRossi B & Lucaが運営するレーベルMore2DaFloorがその代表、更には彼等が運営するもう一つのレーベルARMYでもハードなGRIMEとBASSLINE HOUSEがしっかりと同居している。

BBC 1XtraのDJ QやDJ PALEFACE、DJ VETERAN、JAMIE DUGGANといったBASSLINE HOUSEをメインにプロデュース、DJするクリエイター達も浮上し、BASSLINE HOUSEオンリーのIllusionやDownloadといったパーティも登場。

あのStickyの弟子でFWD Riddimの生みの親DexplicitやDJ EJ、Dilinquent、そしてAgent X、Sunshipといった大御所達もGrimeチューンと同時にBassline Houseを次々とリリースし、今Bassline Houseは正にブレイク寸前といったところ。

ただ個人的な意見としては、兄弟は仲良くというか、GarageはGarageだと思う俺としては、Rossi B & LucaやEZが示す、GrimeもDubstepも2StepもBassline Houseも全てがmix upされた、真のUK Garageの現在進行形が、一つの形としてシーンに復活することが、更なるこの音楽を面白くするキーだと思う訳です。

上にも書いたように、その上でこのBassline Houseの登場は非常に重要なポイントで、生き別れたGarage一家が再びリユニオンするサウンド面でのかすがい=Bassline Houseということに気が付いて、今非常にワクワクしてるってとこなんです。

さあ、とりあえずここまで来たらあとは聴くだけでしょう。
まずはBassline Houseシーンの牽引者DJ Qのmixを彼のmyspace.comや1Xtraで体験してみて下さい。他にオススメはDJ EJ(EZじゃないです)、ちょっと緩いけどNev Wrightも毎月手作りのmix cdをリリースしてたりするのでここら辺もチェックですね。ラジオじゃなくてちゃんとCDで聴きたいという向きには、先に紹介したIllusionやDownloadのCD PackがJuno Records等から買えますので、是非。

DJ Q's myspace
http://www.myspace.com/djqonline

DJ Q in 1Xtra
http://www.bbc.co.uk/1xtra/garage/

DJ EJ's myspace
http://www.myspace.com/ejfromwolves

Theme:おすすめ音楽♪
Genre:音楽

comments(2)|trackback(0)|BASSLINE HOUSE|2006-10-19_01:32|page top

GRIMEへのリンク~So Solid Crewの真実

実はさっきBassline Houseについての記事を書いてたら、ふと以前mixi内で公開したSo Solid Crewについてのガーディアン紙の記事の翻訳を、UK Garageがスローダウンした一因として先に紹介して置いた方が分かりやすいかなと思って、転載することにしました。かなり長くて超ラフな訳なんで誤訳ありありだと思うんですが、とりあえず。面白いので。

***********************************

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ふとケン・リヴィングストン(ロンドン市長)のことが気になって、いろいろ調べていたらガーディアン紙のONLINE版で、最近日本ではほとんど音沙汰を聴かなくなったSo Solid Crewのこんな記事を見つけました。結構な分量ですが、彼等を知ってる人には面白いし、逆に知らない人にとっても、治安の良さで日本と比較的近い安全なイメージがあったイギリスの、サッチャー政権以降(大ざっぱに言えば金融などの強引な規制緩和による自由市場と公共サービスの大幅な削減、それによるバブルと貧富の差の拡大)のアンダーグランドの一端を垣間見る事が出来る気がするので、ちょっとラフな翻訳ですが、公開します。長いので前後編ってことで。(英語が分かる人は、リンクの元記事をどうぞ&多分誤訳あるので、こっそり指摘よろしく。笑)

「So Solid Crewの真実」
http://www.guardian.co.uk/arts/features/story/0,,1469951,00.html

2001年、So Solid Crewはチャートと世界のトップにいた。そして現在、逆境と試練のあと、音楽業界だけでなく、タブロイド紙のゴシップ欄にも、彼等の遺産は残されている。Jamie Jacksonは、UKガラージのスター達の真相に迫った。

2005年4月24日付

シングル"21 Seconds"(注1)が、彼等の地元サウスロンドンからSo Solid Crewを世界に知らしめたのは、2001年8月のことだった。
この荒ぶるトラックは、ナンバー1を獲得し、そして30人以上のクルーと共に物語は始まる。彼等の多くは10代で、幾人かはほんの子供だった。彼等の中にはRomeoやMegaman、Oxide、Asher DそしてLisa Mafiaがいた。物語の過程で、Brit Awardの受賞、ファンの死、幾つかの銃撃事件、刺傷事件、訴訟、何度もの禁固刑、レコード会社の破産、政治家からの中傷、TVのスターになるもの、映画界からの名声、殺人容疑でのリーダーの逮捕、そして僅かの音楽的な名声、ありとあらゆる出来事が起こった。

So Solidの音はUKガラージだった。Craig Davidの様な軽くて甘いヤツじゃなく、アンダーグランドのクラブシーンと彼等が生まれ育ったBatterseaとBrixtonのストリートを代表するサウンドだった。もしもあなたが彼等のその後のシングルやアルバムからの曲を聴いたことがなかったとしても、ダイアモンドとストリートウェアで身を固めたMCとDJとシンガーの集団のゴシップの嵐を耳にしない訳にはいかなかっただろう。

So Solid Crewの存在は、とにかくけばけばしいものだった。彼等の名前は、イギリスでは当時一般的ではない他の国のことと思われていたドラッグ、銃、クリスタルシャンパンでの乾杯といったゲットーカルチャーの代名詞となった。

「俺達は、セックスピストルズが登場してきた時の様な扱いを受けたんだ」と今月の初めにインタビューに答えたMr.Shabz。彼は23歳でクルーのトラックメイカーだ。「今はイギリスのブラックミュージックは、スゲーデカくなってる。問題は、その時には俺達しかいなかったって事なんだ。政府はそれが気に入らなかったんだよ。俺達はスケープゴートにされたんだ。俺達はサウスロンドンにいるのに、例えばバーミンガムで何かが起これば、それは俺達のせいにされるんだ。全く訳が分かんないよね。」
これは、2002年1月2日に行われたパーティの早い時間帯に、ギャング同士の銃撃戦に巻き込まれてバーミンガムのティーンネイジャー、Letisha ShakespeareとCharlene Ellisが死んだ事件の後で、Kim Howells文化相が「バカどもは、銃の文化と暴力を称賛しているSo Solid Crewを好むんだ。」と非難し、David Blunkett内務大臣が彼等の歌詞を「ぞっとする」と発言した時の事を言っているのだ。

国営放送RADIO 1と1XTRAでDJを務めるRas Kwameは、問題はそんな簡単なことではないという。「メディアが彼等に惹きつけられたのには、もっと複合的な理由がある。私は彼等に起こったこと全てが彼等の所為だとは思わない。彼等は、都市の現実をポートレイトしたレコードを幾つか作っただけなんだ。それらのレコードは、現実を必要以上に美化するブラシでの所為で、曇らされたんだ。」

2005年4月現在、ゴージャスな生活が手に届く範囲にいるメンバーは、ほんの僅かだ。2週間前、映画『Bullet Boy』が多くの称賛を得て全国の映画館で上映が始まった。その主演を務めるのがクルーの中ではAsher Dとして知られるAshley Waltersだ。彼は今アメリカにいて、50 Centsの伝記映画のリハーサルに参加している。それと同時にソロアルバムの準備をしているところだ。「俺は、自分に出来る方法でなんとかしてこの業界で生き残ろうとしているんだ。長い経歴を積んで、家族を養って行くんだよ。」

Lisa Mafiaもまた、有名なひとりだ。彼女は最近チャンネル4のTHE GAMESに出演して、美人キャスターのKirsty Gallacherの様な有名人達と走競争を演じて見せた。「あれは新しい挑戦だったの。」と言いながらも彼女は、それでも自分が因って立つ場所は音楽だと強調する。「音楽活動が最も私がやりたいこと、そして今後は音楽ビジネスにも力を入れたいの。自分のレーベル(Mafia Records)も持っているし、シングルもじきにリリースされるわ。私は自分自身でクリエイティブコントロールをしているの。」

残りのメンバーの多くも、まだ音楽に関わっている。彼等のマネージメント会社は、グループはまだある意味存在しているし、近い将来アルバムのリリースもあるだろうという。とはいえSwiss(Pierre Neil)の様なメンバーにとって未来は決して明るくない。彼は未だにBatterseaの治安の良くないWinstanley地区に住んでいて、ソロアルバムを準備中だ。

「アルバムの出来には満足している。」と彼は言う。「でも、いささか大変だったけれどね。もし車を持っていなかったら、出かけるのに苦労するよな。出かけるには地下鉄に乗らなくちゃならない。小さな事の様だけど、結構違いは大きい。」(訳注:ここのところがよく分からなかった。たぶん例え話ではないかと思う。売れてた時はお金もバックアップもちゃんとあったけど、今は無い。というような。どうでしょうか?)

SwissはWinstanleyで兄のMegaman(Dwayne Vincent)と育った。グループのリーダーとして知られているMegamanは、去年の11月にサウスロンドンのTootingで起こった殺人事件に関与の容疑で、現在拘束されており、9月5日にロンドンの中央刑事裁判所に出廷して無実を主張する予定だ。

エグゼクティブプロデューサーのG-Man(Jason Phillips)は、21Secondsの作者であり、2003年7月に銃の不法所持で懲役4年の判決が下っている。MC Harvey(Michael Junior Harvey)は、チャンネル4の週末番組のTVの司会をやっている。T4は今年の1月にWelwyn Garden Cityで逮捕に抵抗した揚げ句、警官を襲った容疑で告訴された。彼は5月31日にアルバーン治安判事裁判所に出頭することになっている。

MC Romeo(Marvin Dawkins)、もし未だにグループが存在するとしたらSo Solidを代表するだろうメンバーだ。彼は2002年の11月にソロアルバムをRelentless Recordからリリースした。Relentlessはアルバムのリリースの為にSo SolidがIndependienteレーベルへ移籍する前に所属していたレーベルだ。彼は2枚のトップ10シングルを放ったが、ソロアルバムの売上枚数は4万枚程と振るわなかった。2003年の3月、Relentlessは300万ポンドの負債を抱え破産宣告をした。Romeoもまた、7月にサウスウォーク刑事裁判所に、傷害罪の罪で出廷する予定だ。

「彼等は、とても才能のあるアーティストだ。それは彼等の残した作品を聞けば分かる。しかし、彼等がグループとして復活できるかどうかは、それぞれのソロアルバムが成功するかどうかにかかっているんじゃないかな。」とRadio1のRas Kwameは付け加える。

メンバーの数や構成を正確に把握するのは難しいが、女性メンバーのThug AngelやTiger SやThe Twinsが未だにグループにいるのかは、よく分からない。Samantha、Skip、Frost、ThrustといったSo Solid Kidsがホントにメンバーだったかどうかも疑わしい。確かなことはSo SolidはMagamanとG-Man(Lisa Mafiaの元カレ)によって生み出されたということだ。彼等は1998年に海賊ラジオ局のSupremeFMで知り合い、そのうち彼等の周りに10人のコアなメンバーが集まった。その中には、以前から音楽制作に関わっていた者も何人かいた。

「Mr.ShabzとSwissとMegamanそして俺は、2 Hype,2 Youngていうバンドを昔組んでいたんだ。」そう回想するのは25歳のKaish(Shane Neil)。彼はSwissとMegamanの従兄弟だ。「'92年くらいから'96年まで、俺達はいろんなコンテストに出演したから、若い時から皆俺達のことをTVや映画でみて知ってたんだよ。」

グループはちょうどUKガラージのシーンが大きくなって行く過程で、海賊ラジオ局のMCとして頭角を現した。しかし、成功を手にした途端に、トラブルは始まった。

2001年3月、ルートンのクラブでSo Solidの出演後、Peckham出身の彼等の18歳のファン、Marcus Hallが、通りでのケンカで殴打され、刺された。So Solid Crewのメンバーは、誰もその事件に関わっていなかった。それから"21 Seconds"のリリース直後、So SolidのメンバーのSkat D(Darren Weir)が、15歳の女性ファンに性的な行為を拒絶された腹いせに、顎の骨を折るという事件で、訴えられる。その年の11月、彼等のデビューアルバムの発売の前週、ロンドンのAstoriaのギグで2人の男性が、銃撃で負傷した。この事件とグループは何の関係もなかったが、12月の全国ツアーはキャンセルされた。

スマートで小柄なLisa Mafiaは、So Solidを取り囲んだ多くのトラブルに対する非難は、彼等自身のせいではないと主張する。「私達は、長い間アンダーグランドで活動していたから、私達を応援してくれるファン達は、みんなストリートの連中だったのよ。キラキラのクラブでプレイしてたんじゃなくって、私達がプレイしていたのはサウスロンドンだったのよ。私達のファンは、普通の連中よりは荒っぽかったし、それがトラブルの原因になったの。ウエストエンド(山手のエリア)で、私達がプレイしたとき、メディアは彼等のふるまいがありふれたことだってことを理解できなかったの、それこそサウスロンドンでは、誰も気に留めないようなふるまいが。」

それでも、暫くの間は、グループはその嵐を上手く切り抜ける事が出来る様に見えた。アルバム「They Don't Know」は、発売一週間で10万枚を売り、プラチナディスクに輝いた。そして最終的に45万枚以上を売上げたのだ。そしてそれに続く2曲のトップ10ヒット。2002年には、ブリットアワードのベストビデオ賞を受賞、しかし2002年3月、Asher Dが銃の不法所持で少年刑務所に18ヶ月の判決を受ける。

注1:それはMC達が自分のリリックを吐き出すのに許された時間を示す。


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comments(0)|trackback(0)|GRIME/DUBSTEP|2006-10-19_01:27|page top

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