BASS LOVE: DJエラグルの低音メモリィ

酒と低音の日々~Nights Of Shots & Bass : Grime,Dubstep,Bassline House & All Kinda Bass Sounds

PROFILE

DJ ERAGURU

Writer:DJ ERAGURU
淡路島在住。
週末は殆ど大阪在住となる低音専攻のDJ/オーガナイザー。主にFUNKY、BASSLINE HOUSE、DUBSTEP、GRIME、UK GARAGE、2STEP、BROKEN BEATS、BREAKS、D&Bなど、黒くて下半身に訴えかける低音ダンスを得意とする。関西CLUBシーンの黒系BREAKS番長。クラブで見かけたら気軽に声かけて下さい。酒おごります。笑
あ、休眠中ですがdrumnbass.orgと2step:REWINDS!!!とDIRECTもやってます。

ERAGURU'S DJ MIXES

"Bassline House promo mix"
(Bassline HouseのShort Mix)

DJ Schedules

関西を中心に活動中です。たまに名古屋や浜松、東京でPLAYしてます。ブッキングは右下のメールフォームからどうぞ。

2010.11.27.sat
ラガチャンネルvol.25@sound-channel,大阪

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BASSLINE HOUSEの参考資料

bassline_city.jpg

BASSLINE HOUSEについて、iDJ Magazineの2004年に書かれた記事を発見したので拙訳で紹介します。2年以上前の記事だし、現状とは若干ズレがあるかもしれませんが、BASSLINE HOUSEの原点を探る上で興味深い部分も多いのでポストします。

これを読んで、そうか。と気が付いたことがあって、それについては次回の記事にて。
まずはちょっと長いですが、こちらをどうぞ。

***************************************************

(international DJ Magazine 2004年4月号掲載)
オリジナル記事
http://www.i-dj.co.uk/features/featurespage.php?ID=48

"イングランド北部、そしてミッドランズで、今何かがうごめいている。IDJは、Bassline Houseと呼ばれる現象を調査した。"

オーケー、Speed Garageの歴史については、皆知っているよね?USガラージとジャングルのベースライン、そしてTechnics(のターンテーブルのピッチコントローラー)の+6設定の奇怪な愛のトライアングルによる馬鹿げた申し子。それは90年代中頃にロンドンに出現し、1997-98の短い期間、英国のラジオとクラブを支配したサウンド。(そのサウンドはTodd EdwardsやMKといったUSアーティストの影響を強く受けていたけれど)その後2ステップが、UKガラージシーンを津波のように飲み込んで、Speed Garageは消えてしまった。そうだよね?

実はこれは間違い。ガラージシーンを良く知ってるものなら誰でも分かってることだけど、4x4のサウンドは完全に死に絶えた訳じゃなかったんだよね。EZやDBXといったDJ達は、常にこのサウンドのトップだったし、ロンドンじゃあ、今UKクラブシーン屈指の人気を誇るオールドスクールナイトがあって、4x4は大きなリバイバルを迎えている。まあ、でもこのリバイバルのことは気にしないで置こう。で、ついでにロンドンのことも忘れよう。

実は、バーミンガムやシェフィールドが特にそうなんだけど、あとリーズやブラッドフォード、ハダースフィールドの一部では、4x4サウンドは最初から消滅などしてなかったんだ。そして今、新世代のプロデューサーやDJ達がここから登場しつつある。彼等はただ昔のTuff Jamリミックスをプレイすることに飽き足らず、最新型のスピードガラージを、新世代のクラバー達に向けて制作している。

これは単なるリバイバルじゃないんだ。これらのスピードガラージのビートとベースラインは、伝統的なニュージャージーハウスに最初使われ、そして90年代中盤のバンドバッグの大きな特徴となった大きなオルガンフレーズとミックスされ、それが異種交配によって新種を生み出してるんだ。そしてこれこそが"Bassline House"と呼ばれるサウンドなんだ。

[ 鋼の街の最高権威者達 ]
この新しいムーブメントの先頭に立つのがシェフィールドのReflective Recordsだ。このレーベルは2002年にマーティン・レヴァートンによって設立された。彼はNorthern Music DistributionとReflex record shopのオーナーだ。「(レーベルを始めたのは)単にこの街ではスピードガラージがビッグだったから。ただ段々、映画の『恋はデジャヴー』みたく、毎晩クラブで同じ曲を何度も何度も聴いてるのに飽きちゃって、誰かが新しい曲を出さなきゃ行けないってことが分かってきたってのもある。」共犯者のデビッド・ベイカーが2003年の夏にチームに加わり、Reflective、Heavy Records、Rhythm Traxx、そしてReflex Recordsといった関連レーベルからのリリースを合わせれば、今やそのカタログは41枚にも上る。

このレーベルの最初期のリリースは、地元のJon BuccieriやBig Angだった。それ以来、彼等2人はレーベルにおいて最も多産なプロデューサーであり続けている。このペアは、Bassline Houseという名の下にバラエティに富んだ完璧な小宇宙を提供し続けている。Buccieriのトラックは、ダークで脅迫的。彼にそのスタイルを尋ねた時、彼は「ハード・ヘビーベースライン!これは最新型のスピードガラージなんだ。今シーンは本当にヘルシーだね。何故ならこのサウンドにはコマーシャルな側面と同時にアンダーグランドな側面も兼ね備えてるからね。」

一方でBig Angのサウンドは、女性ヴォーカルと無数のオルガンが特徴だ。よりバウンシーで、よりハウスに近い、そしてよりコマーシャルだ。AngはDeborah Coxの名曲「It's Over Now」をカバーして、それをAll Around The Worldレーベルが取り上げた。All Around The Worldは、UNIVERSALのレーベルで、Scouse Houseのサウンドのヒットで良く知られている。でもReflectiveは心配してないのだろうか?Bassline Houseシーンがちゃんと確立される前に、「チャラい」とマスコミに叩かれる危険性を。

「慎重にやらないといけないって思ってる」とデビッド・ベイカー。「All Around The Worldが"It's Over Now"を取り上げて以来、沢山のリミックスの話が来たんだよ。例えば"Cha Cha Slide"とかね。だけど僕達は、その道に進むつもりはないんだ。でもAngのプロフィール的にも、シーン全般にとっても、露出があるのは良いことだとは思うんだ。コマーシャルに成功することで、ガラージのコアなファン以外の人達が聴いてくれるのは決して悪いことじゃないし、それが無ければ決してこの音を知らずにいた人達も多かっただろうしね。」

DJ BoodaとDJ Veteranは、もう一つの鍵を握るReflectiveのアーティスト。そしてヴォーカリスト達、例えばSimome(彼女の次のシングルは、Big AngのプロデュースによるEvelyn 'Champane' Kingの「I'm In Love」で、これは正直言うとホントに最悪に格好良くて、シーンのネクスト・アンセム決定!)、そしてシーンのアンセム「Sexy Eyes」を唄った18才のMicha。

Reflectiveの本部にクルーと一緒に居ると、すぐに分かるのが彼等の家族のような結束だ。若いプロデューサー達がいて(一番上がAngとBoodaで25歳)、一緒に楽しみながら制作し、シーンが急速に盛り上がってきてることに興奮している。「マジで分刻みで成長してる感じだよ」とJonが熱狂している。「実際、今が一番盛り上がってるよ!ハウスとガラージのミクスチャってこともあって、沢山のいろんな人達にアピールしてるんだ」

彼等が毎週金曜、クラブナイトを開催している.Zeroの満員の光景を目にしたら、彼の言うことが正しいことが分かるだろう。Reflectiveナイトは、毎週700人のキャパのクラブを満杯にして、更に近くのアフタアワーズ箱のNicheをもキャパの限界まで埋め尽くす。Basslineのサウンドで観客をロックしているのだ。この光景を見れば、遂にシェフィールドにも新種のサウンドが生まれたと言いたくなってくる。


[ バーミンガム ]
一方バーミンガムでは、シーンをチェックするには106.8FMにチューニングを合わせればいい。Silk City FMは1995年から続く海賊局だ。彼等はR&Bや他の番組も放送しているが、Bassline Houseがこの局の殆どの時間を占めている。ある土曜日の午後、iDJはアポ無しで!Silk Cityのスタジオに、局の専属DJ Joe Huntが彼の番組『Recovery Sessions』をゲストのDean Curtis DJとやっているのを取材に行った。JoeがMCをして、Deanがレコードをプレイ、局の電話は応援のメッセージで常に鳴りっぱなし、スタジオの空気は張り詰めていて、今現在のこのシーンのリアルを表していた。

パートナーのCarlとMarkと共に、Joe Huntは最近Jump Recordsという新しいレーベルを立ち上げた、姉妹レーベルのB1もある。このレーベルはミッドランドとノースの才能あるBassline Houseのアーティストを紹介するのが目的。シェフィールドのDJ Richard(彼の「Good Love」はこのレーベルの最初のシングルになる予定だ。)、地元のヒーローTwin TownやSte Savage、Macca & The Boy、そしてHunt自身(JHという名前で「Hold On To Your Head」って曲をやってる)といったリリース予定がみっちりだ。

「一緒にやり始めるのにはちょっと時間がかかったけど、僕達がバーミンガムでやってることを皆に見せて行きたいんだ。」とJoe。「サウンドは、シェフィールドでやってる連中のとは、ちょっと違うんだよね。シェフィールドのサウンドは、よりグライミーっていうか。僕達の音は、どっちかっていうと昔のスピードガラージに近いんだよね。バーミンガムでは、もっとハウスの影響が強くて、僕が思うにその方がクラバーには親しみやすくて、笑顔がこぼれるようなヴァイブがあると思うんだよね。シェフィールドのクラブに行ったことがあるんだけど、そこはフードかぶった奴等や分かってるぞって感じの奴等ばっかりで。。。バーミンガムだともっとお洒落したコ達が集まってて、もっといい感じのヴァイブがあるよ。僕達は、どんなトラブルももうゴメンだからね。」

確かに最近、iDJがJump Recordsのオープニングパーティ(彼等がbassline houseの大御所プロモーターSpaceと一緒にHiddenってクラブで開催した)に行った時、クラブはこれでもかってハッピーな空気に包まれてた。ヴェルサーチやDKNYをまとったディスコ人形達が、ジーンズとトレーナーの若者達と楽しく混ざり合い、ぶつかり合ったり、足を踏まれたりしても、その結果はお互いに謝りあって笑顔と握手が繰り返されるだけだった。真夜中にはフロアは満杯になり、2時ごろには一番後の角のテーブルの上で踊ってる人がいたくらいだった。ホントに良い夜だった。

それはRadiusの新しい木曜夜のレギュラーBlissに行った時も同様、土曜夜のBassline HouseパーティBounceに行った時も同じ。UKのクラブシーンは終わったって言ってる人は、これらのパーティをチェックするべき。彼等はそこで活き活きとしたクールなシーンを目撃するだろう。

更にこの記事が掲載されようとしてる直前、僕達はバーミンガムの新しいBassline Houseのレーベル、Recontruction RecordsからE-Mailを貰った。このレーベルは以前はハードハウスのDJだったSmilerとAndreによって設立。彼等はSubway CityのBassline HeavenのレジデントDJでもある。「僕達は、最初ファンキーなマッシュアップものをやってたんだ」とSmiler、「それが徐々にリミックスをやるようになって、多くのクラシックスをBasslineスタイルで焼き直してたんだ。そしてホワイト盤で幾つかリリースした後、沢山の問い合わせが来たんだよね。で、レーベルを始めて正規の形でやろうって決めたんだ。」

[ まとめ ]
で、2004年はマジでBassline Houseの年になるのかって?変な話だけど、Radio 1がアンチダンスのポリシーを続ける限り、Bassline Houseは商業チャートでの成功はないだろう。しかし、疑う余地なしにシーンはかつてないくらいに大きく成長しているし、ノッティンガムやライチェスターといった街にBasslineパーティが飛び火して、地理的にも勢力を広げている。

誰もがBassline Houseを最高だと思っている訳ではない。なかには単なる過去のスピードガラージの焼き直しだと云う者もいる。確かに、中にはそういう曲もある。チャラい音だという申し立ても。ビッグチューンの中にはハンドバッグの影響がはっきりあるのも事実だし、最新のBassline Houseの多くは「Last Night A DJ Saved My Life」とか「Pleasure Principle」とか「Ain't Nothing Going On But The Rent」の様なクラブでお馴染の曲を単にBasslineスタイルでやり直しただけだ。

「Good Times」も同様!しかし、これはアーティスト達の事情に大きく関係があるのだ。自宅でレコーディングするプロデューサー達には、ヴォーカルスタジオに行くことなんて出来ない。それに新しいジャンルが登場する時は決まっていつも、一連のカバーものやマッシュアップが出てくるものだ。(そういえば「Your Love」のBassline mixをまだ聴いてないけど、賭けても良いけど直に登場するよ。)

けれどインタビューした全てのアーティスト・DJ・レーベルの人達が、Bassline Houseが進化する為には、よりサンプルに依存していない作品が必要だと認めている。例えば、Big Angは今完全にオリジナルのトラックを制作している。DJ Veteranは「僕達はもっとオリジナルをやり始める必要がある」と同意する。一方Reflectiveのボス、martinは言う「僕達は今オリジナルの楽曲のリリースに集中してるんだ、僕達のアーティストをソングライターに育ててるんだ。でも、若い奴等が始める時には、彼等の知ってる歌モノを拝借しても良いんじゃないかな、とっかかりにはその方が分かりやすいからね」

分かりやすい歌モノの時代は幕を閉じようとしてる様に見える。しかし、一度その音を聴いたら、Bassline Houseの進む道を阻むものを探すのは難しい。それは入りやすくて、楽しくて、アップテンポで、とても踊りやすい。いたってシンプル。バーミンガムの別のDJ、Dave Hayesはいう「アゴでノッたり、頭を振ってるだけの奴等には、Bassline Houseは好まれないだろうね。ディープじゃないし、クレバーでもない。ジャジーな部分もゼロ。だけどBassline Houseはフロアに人を釘付けにする。そしてフロアの皆をめっちゃ笑顔にする。それって価値のあることじゃない?」

Russell Deeks (拙訳:Eraguru)

http://www.basscutz.com/
http://www.silkcity.fm/
http://www.studiobeatz.co.uk/
http://www.nicheallniter.co.uk/
http://www.krushallnighter.com/

Theme:おすすめ音楽♪
Genre:音楽

comments(0)|trackback(1)|BASSLINE HOUSE|2006-10-24_01:00|page top

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